おーきく息を吸ってー
1
おおおおおおおおおおお・・・・・・・・・・ぉー!
2
吸った空気を「気」に変えて、ぐっと蓄積蓄積。
3
勢いよく、一気に放出するにはタメが大事。
背中を反らして、タメをキープ。
4
さあ!
力をこめて今こそ、発動される超奥義!
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ドドーン!!!!!
響く咆哮は空気を震わし、
数キロ先の同族の魂に訴えかけると言われています。

同族。
そう今ここで蹂躙されまくるホタテワラビー、その同族。
優れたまもの使いは、
大きなタメの間にホタテワラビーの魂の模倣を行っているのだ!

未知のまもののコミュニケーション方法を
僅か数秒のタメの間に理解し、異次元のパワーで一気に届ける。
これこそがエモノ呼びの妙技。
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まもの使いだけに許された究極の技なのです。

大きくポイントは2つ。
まものそれぞれの言語を解析。救難メッセージを見つける。
遠方までそのメッセージを届けること。

これができれば、
理論的には誰もがエモノ呼びを使えるわけです。
ただ、それは非常にデリケートで高尚な伝統技術。
決して「OK、Google!」で代用するわけにはいきません。

ぜひともまもの使いのエモノ呼びを、
10年後に消える技とか言わずに、
無形伝統文化財としても保護をお願いいたします!

噂聞き クラハの息子 またぐれる
まもの使いの将来性を憂慮するうー川柳

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